いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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「ゲノム編集食品」に壊される日本の未来 ―多国籍企業の支配から食と農を守るたたかい 民間稲作研究所理事・印鑰智哉

 1996年に始まった遺伝子組み換え作物の拡大が壁にぶつかった。その原因は複数にわたるが、市民が遺伝子組み換え食品を拒絶したことが大きい。遺伝子・・・

社会2022.1.5 コメント(1)

「占領政策」「コメ危機」「学校給食」の連鎖 東京大学大学院教授・鈴木宣弘

戦後の占領政策から始まったコメ攻撃    そもそも、コメへの攻撃は戦後の米国による占領政策から始まっていた。「食料自給率はなぜ下がった・・・

政治経済2022.1.5 コメント(1)

国は米価暴落対策を急げ 農家の所得補償と在庫買い上げが必須 コメ主要産地の地方議会の意見書あいつぐ

 新型コロナの影響で飲食店や観光業など多方面の事業者が重大な影響を受けており、国や県、市などによる経営維持のための支援事業がおこなわれている。農・・・

社会2021.12.19 

食の改善で健康になる子どもたち 「山口 食のフォーラム」を開催 「食を学べば子は育つ、土に触れば子は輝く」

 「食で輝く子供たち山口」が主催する「山口 食のフォーラム」が3、4、5日の3日間、上関町、山口市、下関市をリレー方式でつなぐイベントをおこなっ・・・

社会2021.12.14 

コロナ余波で米価の大暴落 採算ラインの1俵2万円割り1万円前後に 政府による生産者支援は不可欠

 新米の収穫時期を迎え、2021年産米の価格暴落が全国的な問題となっている。新型コロナウイルスの影響で民間在庫、とくに外食向けなどの業務用米が過・・・

社会2021.10.4 

輸入牛肉の価格高騰 脆弱な食料安全保障の現実映し出す コロナ禍で工場閉鎖 各国の争奪戦に拍車

 「ミートショック」と呼ばれる輸入牛肉の高騰が大きな問題になっている。最大の要因は、牛肉の輸出大国アメリカで昨年春から夏にかけての新型コロナ感染・・・

社会2021.7.29 

ゲノムや遺伝子組換え、無添加の食品表示なくしていいか 超党派の議員連盟が院内集会

 ゲノム編集食品の表示がないまま流通が始まり、2023年からは事実上「遺伝子組み換えでない」の表示もできなくなる。さらに現在、政府は「無添加」や・・・

社会2021.6.20 

食肉工場閉鎖相次ぎ米国産牛肉が4割超高騰 「8月にはパニック起きる」と肉卸業者は指摘

 米国産牛バラ肉の卸売価格が2015年以来6年ぶりに高騰していることが話題を呼んでいる。牛バラ肉を使った代表的な料理は牛丼だ。東京の輸入牛肉の卸・・・

社会2021.4.29 

日本の食と農が危ない!―私たちの未来は守れるのか(下) 東京大学教授・鈴木宣弘

米国人が食べないものを日本に送るのか~日本人は家畜ではない    米国の穀物農家は、日本に送る小麦には、発がん性に加え、腸内細菌を殺し・・・

政治経済2021.1.28 コメント(1)

日本の食と農が危ない!―私たちの未来は守れるのか(中) 東京大学教授・鈴木宣弘

日米の特定企業による国家私物化~規制改革、自由貿易の本質    日本は「保護主義とたたかう自由貿易の旗手」のように振舞っているが、規制・・・

政治経済2021.1.22 

日本の食と農が危ない!―私たちの未来は守れるのか(上) 東京大学教授・鈴木宣弘

 すずき・のぶひろ 1958年三重県生まれ。東京大学農学部卒業。農学博士。農林水産省、九州大学教授を経て、2006年より東京大学教授に就任。専門・・・

政治経済2021.1.16 

食と農から世界変える本物の農業への挑戦――下から新しいモデル創造する時代へ 日本の種子を守る会幹事長・山本伸司

はじめに    種子島に移住して5年が過ぎた。新型コロナウィルス感染症は今の時点ではこの島での感染者は出ていないとされている。しかし隣・・・

社会2021.1.5 

種子の悪法三法と危うくなるコメ自給 食政策センター・ビジョン21主宰 安田節子

 農家の種取禁止が議論を呼んで先の国会では継続審議となっていた種苗法改定案は昨年12月2日参議院本会議で可決成立した。  これまで登録品種につい・・・

政治経済2021.1.4 

公共財産守る力を束ね――食と農の転換を地方から 日本の種子を守る会アドバイザー・印鑰智哉

 いんやく・ともや アジア太平洋資料センター(PARC)、ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、オルター・トレード・ジ・・・

社会2021.1.2 コメント(2)

命の源の食料とその源の種を守る取り組みを強化しよう 東京大学教授・鈴木宣弘

 すずき・のぶひろ 1958年三重県生まれ。東京大学農学部卒業。農学博士。農林水産省、九州大学教授を経て、2006年より東京大学教授に就任。専門・・・

政治経済2021.1.2 

鳥インフルエンザの世界的蔓延 国内で過去最多の338万羽殺処分 背景に欧米企業による養鶏市場独占構造

 家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザが11月5日に香川県で発生して以来、福岡、兵庫、宮崎、奈良、広島、大分、和歌山、岡山、滋賀、高知の11・・・

社会2020.12.17 

インドで農民が大規模抗議 「農家を企業の奴隷にするな!」 市場自由化進める農業新法の撤回求め

 インドでは11月中旬から、モディ政権が農産物取引などの自由化を進める「農産物流通促進法」など3つの農業新法を施行したことに反対し、同法の撤回を・・・

国際2020.12.16 

ろくな審議もなく種苗法強行採決 衆議院農水委員会 

 衆議院の農林水産委員会は17日、政府が提出した種苗法改正案を審議らしい審議もないまま採決に持ち込み賛成多数で可決した。12日の午前9時半に審議・・・

政治経済2020.11.19 

食と農のあり方が世界を変える  日本の種子を守る会・印鑰智哉

 今、なぜ食と農の話をするのかというと、世界的にこの食と農が大問題になっているからだ。世界的には新型コロナウイルスの感染拡大も私たちの食がもたら・・・

社会2020.11.5 

アイガモがウンカを撃退 被害なかったアイガモ農法 菊川町の農家に聞く

 九州・中国地方を中心に、西日本のイネにウンカが甚大な被害を与えている。昨年までの農薬が効かなかったという事例が多発しており、ウンカが農薬耐性を・・・

社会2020.10.18