いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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カテゴリー「書評・テレビ評」の記事

『スマホ認知症:思考力・判断力・集中力を奪われないために』 著・西岡壱誠

 GIGAスクール構想によって全国の小中学校で1人1台のタブレットが配布され、暗記アプリや授業映像、AIドリルなどのデジタル教材も多様化して、ど・・・

書評・テレビ評2026.2.11 

映画『手に魂を込め、歩いてみれば』 セピデ・ファルシ監督

 本作は、2025年のカンヌ国際映画祭で上映され、ガザ地区の現状を世界に告発したドキュメンタリー映画で、廃虚のガザで撮影を続けるフォトジャーナリ・・・

書評・テレビ評2026.2.11 

『過疎ビジネス』 著・横山勲

 少子高齢化、人口減少が進む地方。自主財源の乏しい「過疎自治体」は、国からの補助金や交付金に頼らざるをえない。そこに目をつけた都会のコンサル企業・・・

書評・テレビ評2026.2.11 

『新しい階級社会:最新データが明かす〈格差社会の果て〉』 著・橋本健二

 かつて高度経済成長期の頃、マスコミが「日本は一億総中流社会」と騒いだことがあった。それは、国民の多くが自分の暮らしが上流でも下流でもなく、その・・・

書評・テレビ評2025.11.18 コメント(1)

『グローバルサウス入門:「南」の論理で読み解く多極世界』 著 西谷修・工藤律子・矢野修一・所康弘

   「グローバルサウス」という言葉がマスコミを賑わすようになったのは、つい最近のことのように思われる。それは、単にこれまで「開発途上・・・

書評・テレビ評2025.11.3 

『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』 著・安田浩一

 夕方に集団で自転車に乗っている東南アジアから来たと思われる若者たちの姿をよく目にする。この本を読みながら彼ら彼女らの姿が思い起こされた。一人一・・・

書評・テレビ評2025.10.30 

『絣の着物:壺井栄戦争末期短編集』 著 壺井栄 編集・解説 泰剛

 「二十四の瞳」などで知られる作家、壺井栄の戦争末期短編集『絣の着物』が琥珀書房から出版された。標題の「絣の着物」を含む13編(うち3編は国内未・・・

書評・テレビ評2025.10.16 

『アルゴリズム・AIを疑う:誰がブラックボックスをつくるのか』 著・宇田川敦史

 子どもの長時間のスマホ依存が問題になるなか、愛知県豊明市で、余暇時間のスマホ使用を1日2時間以内を目安に、また小学生は午後9時まで、中学生以上・・・

書評・テレビ評2025.10.16 

『戦争と西洋:西側の「正義」とは何か』 著・西谷修

 現在、二つの戦争(ウクライナ戦争とイスラエルのガザ侵攻)の処理をめぐって西側世界が大きく揺らいでいる。その過程で、トランプが大統領として再登場・・・

書評・テレビ評2025.10.13 

『やまぐちから考える世界史:歩いて、見て、感じる歴史』 編著・岩野雅子、長濱幸一、安渓遊地、藤村泰夫

 日本は極東の孤立した島国であり、一時の鎖国政策と相まって、世界史の流れとは独立した歴史を築いてきたかのように考える向きがある。それは、「日本を・・・

書評・テレビ評2025.10.4 

『〈普及版〉関東大震災朝鮮人虐殺の記録:東京地区別1100の証言』 西崎雅夫・編著

 1982年7月、「関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し慰霊する会・準備会」が発足し、9月に東京の荒川河川敷で初めて遺骨の試掘をおこなっ・・・

書評・テレビ評2025.9.20 

『森と魚と激戦地:はじめて明かされる太平洋の住民たちの受難と抵抗』 著・清水靖子

 「かつて日米の戦いの激戦地だった太平洋。その海と島々は今、環境破壊の激戦地になっている」    この本の著者は1937年生まれで、メ・・・

書評・テレビ評2025.9.9 

『インパール作戦従軍記:新聞記者の回想』 著・丸山静雄

 著者は戦時中、『朝日新聞』記者としてインパール作戦の従軍記者となり、最前線で取材に当たった人物だ。インパール作戦はビルマの山中に若い日本兵のお・・・

書評・テレビ評2025.8.9 

『戦争犯罪と闘う:国際刑事裁判所は屈しない』 著・赤根智子

 本書は、昨年3月に国際刑事裁判所(ICC)の所長に就任した赤根智子氏が語りおろしたものである。現在、ICCが直面している最大の問題は、ICCが・・・

書評・テレビ評2025.8.9 

『ポピュリズムの仕掛人:SNSで選挙はどのように操られているか』 ジュリアーノ・ダ・エンポリ著 林昌宏訳

 7月の参議院選挙では、与党の自公が過半数割れを喫するとともに、右派ポピュリズムの新興政党がうさんくささをともないつつ台頭した。実はこれは世界的・・・

書評・テレビ評2025.8.3 

『農業ボランティア:災害列島をめぐる人・組織の復旧記録』 著・斉藤康則、朝廣和夫

 毎年のように日本列島のどこかを襲う自然災害。国は被災地を放置し、地方の田舎である被災現場は少子高齢化で助け合いもままならない。そんなときに頼り・・・

書評・テレビ評2025.7.5 

『新自由主義教育の40年』 著・児美川孝一郎

 小学生同士のケンカなのに、そこに親が口を出し、教師の指導が悪いといいはって聞かない。そうした親はごく少数なのだが、声が大きいだけに学校が対応に・・・

書評・テレビ評2025.5.31 コメント(2)

『インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略』 著 S・ジャイシャンカル 訳 笠井亮平

 この本は、インドの現職の外務大臣の講演録である。著者は、40年間の外交官時代には、日本、チェコ、シンガポール、中国、アメリカの大使などを歴任し・・・

書評・テレビ評2025.4.22 

『コミンテルン:国際共産主義運動とは何だったのか』 著・佐々木太郎

 かつて、20世紀のおよそ約四半世紀にわたって、コミンテルン(第三インターナショナル)という組織が各国の労働者階級を中軸にした革命闘争の司令塔と・・・

書評・テレビ評2025.4.22 

映画『1980:僕たちの光州事件』 カン・スンヨン監督

 幼い男の子チョルスの祖父は、念願だった中華料理店「和平飯店」をオープンさせる。民族衣装を着た楽団がお祝いの音楽を奏で、ピエロが出てきてみんなを・・・

書評・テレビ評2025.4.17 コメント(1)