いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

文字サイズ
文字を通常サイズにする文字を大きいサイズにする
カテゴリー「書評・テレビ評」の記事

『Weの市民革命』 著・佐久間裕美子

 今アメリカで、パンデミックのただなかから、新しい文化革命が起こっている。それは、著者によれば、「Weの市民革命」と名付けられるものだ。新型コロ・・・

書評・テレビ評2021.2.26 

『人に話したくなる土壌微生物の世界』 著・染谷孝

 宇宙空間から見て地球が青く見えるのは地表の7割が海に覆われているからだが、もう一つ重要なことは陸地があり土壌があることだ。地球以外の星では、土・・・

書評・テレビ評2021.2.26 

映画『アバター』が描く自然破壊的鉱山開発 再エネが抱える不都合な真実

 今、先端技術を使った工業製品を生産して莫大な利益を得ようとし、それに必要な鉱物資源を手に入れるために、アジア、アフリカ、ラテンアメリカで森林を・・・

書評・テレビ評2021.2.18 

『私の夢まで、会いに来てくれた』 編・金菱清

 宮城県仙台市にある東北学院大学の金菱清教授のゼミナールは、東日本大震災の直後に「震災の記録プロジェクト」を立ち上げて以来、被災地の調査を続け、・・・

書評・テレビ評2021.2.14 

『米国の科学と軍産学複合体』 著・スチュアート・W・レスリー 訳・豊島耕一、三好永作

 アメリカの戦後の軍事研究体制は軍、ハイテク産業界、研究大学による「黄金の三角形」と呼ばれている。本書はおもにその代表的な2つの理工科系大学、マ・・・

書評・テレビ評2021.2.9 

『日本の外からコロナを語る』 在外日本人が9カ国のコロナ事情を報告 編集責任・下川裕治

 この本をまとめたのは、沖縄やアジアをフィールドに旅を書き続けているフリーライターだ。世界各国に在住する日本人に呼びかけ、それぞれの国でコロナ感・・・

書評・テレビ評2021.2.9 

『離島の本屋ふたたび』 著・朴順梨

 日本には、北海道や本州、四国、九州といった日頃は「島」と意識していない島を含め、6852の島があり、そのうち人が住んでいる島は308あるという・・・

書評・テレビ評2021.2.2 

ダニエル・デフォーの『ペスト』が問うもの 350年前の英国の経験綴る

 コロナ禍のなかで、カミュの『ペスト』(1947年出版)とともに、『ロビンソン・クルーソー』の著者であるダニエル・デフォーの『ペスト』(1722・・・

書評・テレビ評2021.1.30 

『ベートーヴェン 音楽の革命はいかに成し遂げられたか』 著・中野雄 

 2020年はルートヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンの生誕250年にあたる年だった。ベートーヴェンは、交響曲、ピアノ協奏曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・・・

書評・テレビ評2021.1.26 

『JR上野駅公園口』 著・柳美里

 昨年11月、柳美里の小説『JR上野駅公園口』の英語版『Tokyo Ueno Station』(モーガン・ジャイルズ訳)が全米図書賞(翻訳文学部・・・

書評・テレビ評2021.1.14 

『縁食論 孤食と共食のあいだ』 著・藤原辰史

 FAO(国連食糧農業機関)によると、2019年の世界の飢餓人口は約8億人だという。世界の人口が78億人なので、世界の9人に1人が食べ物がないた・・・

書評・テレビ評2021.1.14 

『絶滅危惧 個人商店』 著・井上理津子

 この本を読みながら、ときどき訪れる近所の店の店主の顔を思い出す人も多いはずだ。    フリーライターの著者にこの物語を書かせたきっか・・・

書評・テレビ評2020.12.29 

『資本論』エッセンス 全三巻徹底解読 著・鎌倉孝夫

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のもとで、失業・倒産、飢餓、自殺者が一気に急増した。その一方でGAFAをはじめ一部の巨大企業と富裕層はばく・・・

書評・テレビ評2020.12.14 

『ルポ トラックドライバー』 著・刈屋大輔

 著者は物流ジャーナリスト。長距離輸送を担う大型トラックのドライバーや、通販商品を配達する軽トラックのドライバーたちに密着取材し、コロナ禍の下で・・・

書評・テレビ評2020.12.5 

『明治維新の歴史』 著・梅田正己

 明治維新は、封建制から近代国家へと大転換させた日本史上画期的なできごとであった。しかし、世界史のうえでもフランス革命に匹敵するこの偉業について・・・

書評・テレビ評2020.12.4 

『地球を脅かす化学物質』 著・木村-黒田純子

 今から50~60年前、春になるとハチや蝶や無数の名も知らない虫たちが飛び交い、這い回り、それを狙う鳥やカエルたちもザワザワし、池はオタマジャク・・・

書評・テレビ評2020.11.30 

『13坪の本屋の奇跡』 著・木村元彦

 大阪のわずか13坪の小さな本屋の話である。ノンフィクションライターの著者が丹念に取材し、小さな本屋と町の人たちの感動的な交流と、小さな本屋を苦・・・

書評・テレビ評2020.11.24 

『甘いバナナの苦い現実』 編著・石井正子

 果物のなかで、われわれ日本人がもっとも多く食べているのはバナナである。そして日本人が食べるバナナの7~9割は過去40年以上、ずっとフィリピン産・・・

書評・テレビ評2020.11.22 

『つくられた格差』 著・エマニュエル・サエズ、ガブリエル・ズックマン

 4年前の大統領選の最中、大統領候補テレビ討論会でドナルド・トランプは、連邦所得税を一銭も払っていないと指摘されると、誇らしげにそれを認め、「そ・・・

書評・テレビ評2020.11.19 

『豆の歴史』 著・ナタリー・レイチェル・モリス

 著者は食と文化の研究者で、米国アリゾナ州の地産地消をおし進める「グッド・フード・ファインダー」の創設者である。人間と豆との9000年の歴史や世・・・

書評・テレビ評2020.11.19