いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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カテゴリー「教育・文化」の記事

戦争体験の記憶を学ぶ意味を考える 日本図書館協会図書館の自由委員会前委員長・西河内靖泰

 戦後80年を迎えて、あの戦争を次の世代にどう語り継ぎ伝えていくか、そのための教育のあり方があらためて問われている。実際に体験した世代が鬼籍に入・・・

教育・文化2025.10.30 

山口大学が年10万円の授業料値上げ案 事前協議もなく来春から? 学生も教員も寝耳に水 見直し求める声噴出

(2025年10月20日付掲載)  山口大学(谷澤幸生学長)が9月25日に、突如ホームページ内で来年4月からの授業料値上げの方針を示したことが、・・・

教育・文化2025.10.21 

【声明】山口大学の授業料改定スケジュールを白紙に戻し関係者との十分な「対話と合意」の機会設定を 山口大学教職員有志

(2025年10月20日付掲載)  山口大学(山口市)が突如、来年4月から授業料を20%値上げする方針を示したことについて、同学教職員有志が声明・・・

教育・文化2025.10.21 

パレスチナをみつめる絵本作家の絵画展「つながる世界」 東京、京都、広島、福岡を巡回 現地の子どもたちの写真も

(2025年9月12日付掲載)  イスラエルによる占領と暴力が続くパレスチナの問題について関心を広げるため、絵本作家たちが企画した絵画と写真の展・・・

教育・文化2025.9.20 

【寄稿コラム】未来への贈与、今に希望を灯す――脱資本主義の教育論(後編) 岡住建郎

(2025年7月30日付から連載) 6.労働力商品の教育から、真の知性の教育へ   「どうせボロ雑巾として一生働くしかないんですよ。」・・・

教育・文化2025.9.20 

国立大学の財政問題:高等教育を受ける権利と学費値上げ問題 東京大学大学院教授・本田由紀氏が山口大学で講演

(2025年6月25日付掲載)  山口大学(山口市)で6月21日、全大教中国四国地区教職員研究集会で、「国立大学の財政問題―学費値上げと高等教育・・・

教育・文化2025.7.5 

「部活の地域移行」各地で大混乱 「働き方改革」掲げ民間開放 経産省が旗振るビジネス化 子ども教育中心の論議を

(2025年4月11日付掲載)  中学校部活動の今後をめぐって全国が揺れている。今般の動きは2018(平成30)年ごろから始まっており、「地域移・・・

教育・文化2025.4.19 

「すべての子どもに教育機会を」――朝鮮学校の高校無償化排除を見直すべき 知識人や支援団体が声明発表

(2025年3月3日付掲載)  国による高校無償化の拡充策で、4月から公立・私立問わず年間11万8800円の就学支援金を一律(所得制限なし)に支・・・

教育・文化2025.3.13 

「子どもをIT産業の餌食にさせない」 欧州でも校内でのスマホ禁止拡大 「子どもの成長を阻害」 規制求める母親たち

(2025年2月5日付掲載)  SNSやスマートフォンの普及が進み、子どもたちが長時間画面の前で過ごすことが当たり前になるなかで、そのリスクが世・・・

教育・文化2025.3.1 

子どもたちの教育を通して社会のあり方を「問い直す」 教育研究者・鈴木大裕――隆祥館書店「作家と読者のつどい」より 

(2025年1月20日付から連載)  大阪市中央区にある隆祥館書店が定期的に開催するイベント「作家と読者のつどい」が昨年12月21日に開かれた。・・・

教育・文化2025.2.21 コメント(1)

映画『医師 中村哲の仕事・働くということ』 1月に山口県内の岩国市、下関市、光市で上映会 ワーカーズコープが主催

 ドキュメンタリー映画『医師 中村哲の仕事・働くということ』(47分)の上映会が1月24日(金)、25日(土)、26日(日)の3日間、山口県内の・・・

教育・文化2025.1.19 

「私たちの声を無断で生成AIに使うな」 生身の人間の演技や声は作品の魂 声優所属の3団体が共同で意見表明

(2024年11月22日付掲載)  「私たちがやった覚えのない朗読や歌、そして声そのものが、ネット上に公開され、時に販売されていました。私たちの・・・

教育・文化2024.12.12 

学校に教師が足りない! 学期ごとに替わる担任 高齢退職者なしでは成り立たず 山口県や北九州の現場で聞く学校の実情

(2024年11月20日付掲載)  義務教育の現場で教師が足りず、担任の先生が学期ごとに替わったり、授業が受けられない状況が生まれている。この1・・・

教育・文化2024.12.9 コメント(1)

【連載コラム】未来への贈与、今に希望を灯す――脱資本主義の教育論 岡住建郎

連載開始によせて (9月20日付)    100年後に残すべきものを考えてみよう。私も、あなたも、仕事の成果も世界から消えて、その痕跡・・・

教育・文化2024.11.4 

【寄稿】算数・数学の理解力・論述力・応用力 桜美林大学名誉教授・芳沢光雄

(9月18日付掲載)  本紙8月28日号の寄稿文「教育は国家百年の大計~数字・数学を用いた考え方を大切にしよう」に関して、体験も交えたより掘り下・・・

教育・文化2024.9.25 

【寄稿】教育は国家百年の大計――数字・数学を用いた考え方を大切にしよう 桜美林大学名誉教授・芳沢光雄

(8月28日付掲載)  11月のアメリカ大統領選挙に無所属で立候補を表明していたケネディ氏が8月23日、選挙活動を中止し、共和党のトランプ前大統・・・

教育・文化2024.9.8 

国の未来のため大学予算増額を 国大協「もう限界」と訴え 研究者育たず学術は崩壊【声明全文】

(6月12日付掲載)  国立大学協会(永田恭介会長)が7日、「我が国の輝ける未来のために」と題する緊急の声明を公表した。国立大学の活動を支える運・・・

教育・文化2024.6.18 

【記者座談会】教育現場の無気力こそが心配 何するにも叩かれる構造 切り裂かれた親と教師の信頼関係 受益者と子守役に分断

 運動会の廃止・縮小について考える本紙の教育記者座談会「子どもたちを鍛えるのは悪か?」の紙面をきっかけにして、教育関係者や父母から読後の意見や感・・・

教育・文化2024.6.14 

「世界の社会運動から学ぶ、不平等を生み出す債務に立ち向かう方法」 奨学金問題で反貧困ネットワーク埼玉が学習会

(2024年6月5日付掲載)  世界中で富裕層と貧困層の社会的格差が拡大しつづけるなか、日本でも大学などへの進学のために2・7人に1人が奨学金を・・・

教育・文化2024.6.10 

【記者座談会】子どもたちを鍛えるのは悪か? 運動会の廃止・縮小を考える 失われる経験の機会 「そのままの君」の酷

 山口県下関市では5月中に多くの小学校で春の運動会が実施された。この数年来、運動会は、コロナ禍を契機に中止および午前中開催に切り替わり、種目も選・・・

教育・文化2024.6.4 コメント(1)