Author Archives: chosyu

長生炭鉱犠牲者の遺骨返還を 82年間海底に眠る183名 7割強が朝鮮人労働者 国の責任として遺族の元へ

 山口県宇部市の床波海岸の沖合には、まるで墓標のように旧長生炭鉱の2本のピーヤが海面から突き出ている。ピーヤとは炭鉱内の換気用にもうけられた排気・・・

山口県2024.3.7 

岸田政府「身辺調査」法案を提出 特定秘密保護法の国民監視を大幅拡大 情報漏洩で罰金や懲役も “裏金”政府の経済安全保障

 岸田政府が2月27日、経済安全保障上の重要情報を扱う人の身辺を国が事前に調べる「セキュリティ・クリアランス制度(適性評価)」を導入する「重要経・・・

政治経済2024.3.7 

『人種差別主義者たちの思考法:黒人差別の正当化とアメリカの400年』 著 イブラム・X・ケンディ 訳 山田美明

 米ボストン大学教授で反人種主義研究・政策センター所長である著者(1982年生まれ)が、ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大切だ)運動の只中・・・

書評・テレビ評2024.3.7 

ちょっと待った新病院建設 下関市の病院統合・再編構想 医療関係者・市民含め熟議を

 下関市は、下関市立市民病院と下関医療センター(旧厚生病院)を統合し、幡生操車場(幡生ヤード)跡地に新病院を建設する計画をうち出している。4つの・・・

山口県2024.3.6 

前田市長の「風力反対の看板外せ」発言が波紋 豊浦沖風力推進のためか? 「市長は市民の生活と健康守れ」の声も 下関市安岡

 前田晋太郎下関市長が23日、下関市の安岡公民館で自身の市政報告会を開いた。前田市長はその場で、「安岡には風力発電は絶対につくらせない。だから風・・・

山口県2024.2.29 

市長選前年の大盤振る舞い予算 下関市・史上最大規模予算の中身とは? 市民置き去りの大型事業に拍車【記者座談会】

 下関市の前田市政が20日、2024年度予算案を公表した。1年後(任期満了2025年3月)に市長選を控えた前田市政8年目の予算は、その額も「異次・・・

山口県2024.2.29 

ガザ虐殺停止求め世界同時行動 中東、欧米、アジア等各国で 「イスラエルは大量虐殺をやめろ!」 米国の停戦妨害も非難

 各国の都市で17日、「即時停戦、ガザでの虐殺を止めよう!」との呼びかけで、2回目の国際統一行動がおこなわれた。45カ国以上、100以上の都市に・・・

国際2024.2.29 

『食べものから学ぶ現代社会:私たちを動かす資本主義のカラクリ』 著・平賀緑

 丹波の農村での畑を耕す生活や、香港の国際金融センターでの仕事を経験し、有機農業運動やアグロエコロジーなど幅広い市民運動にも参加して、経済学者が・・・

書評・テレビ評2024.2.29 

ガザ虐殺の歴史的背景を紐解く 虐殺はいかにして正当化されたか 岡真理×藤原辰史×駒込武 パネルディスカッション

 イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への殲(せん)滅戦が4カ月半にわたって続き、3万人をこえる人々が殺される事態に対して、世界的な抗議の運動が・・・

平和運動2024.2.24 コメント(1)

ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史

最終更新日:2024年3月15日  京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民・・・

平和運動2024.2.23 コメント(4)

ヨーロッパ問題としてのパレスチナ問題――ガザのジェノサイドと近代500年の植民地主義 早稲田大学文学学術院教授・岡真理

 京都大学で13日、自由と平和のための京大有志の会などの主催による公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民・・・

平和運動2024.2.22 

手作りの漬物が買えなくなる? 食品衛生法改定で6月から営業許可とHACCP対応が必須に 個人や商店は対応困難

 道の駅や直売所で人気の農家が作った手作りの漬物や、地物野菜を使った自家製漬物の販売が消滅しかねない危機に直面している。これまで多くの農家や個人・・・

社会2024.2.22 

「ガザ地区の即時停戦を」 事態の本質と平和の展望探る 安保関連法に反対する学者の会がシンポジウム

 パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエルの空爆と地上侵攻が4カ月以上続き、犠牲になるパレスチナ人は増える一方だが、日本のメディアは現地の真実を伝・・・

平和運動2024.2.21 コメント(1)

「政治家は脱税、国民には増税」 誰も納得しない自民党裏金問題 98議員中、起訴3人【一覧表】 

 自民党が長年の慣習としておこなってきた裏金環流問題は、国政を司る政治家が金で飼い慣らされている現実だけでなく、検察など捜査機関も違法性を認識し・・・

政治経済2024.2.17 

欧州の農家が怒りの実力行動 多国籍企業の農家潰しに抗議 「欧州グリーンディール」が狙っているもの

 ヨーロッパ各国では昨年秋から今年にかけて、大規模な農民の抗議デモがくり広げられている。フランスを中心にドイツ、イタリア、スペイン、ルーマニア、・・・

国際2024.2.17 コメント(1)

歴史否定の波に抗う――差別と偏見の現場を取材して ノンフィクションライター・安田浩一

 山口県宇部市で3日におこなわれた長生炭鉱水没事故82周年犠牲者追悼集会で、ノンフィクションライターの安田浩一氏がおこなった講演内容を要約して紹・・・

社会2024.2.13 コメント(1)

『アメリカのイスラーム観:変わるイスラエル支持路線』 著・宮田律 

 4カ月以上にわたって続くイスラエルによるパレスチナ人の大量虐殺(ジェノサイド)は、世界最大の軍事力を持つアメリカによって支えられている。これに・・・

書評・テレビ評2024.2.13 

「沖縄戦戦没者の遺骨を新基地建設のために使うな」 遺骨収集ボランティアと遺族らが防衛省と緊急交渉 6万6000筆の反対署名を提出

 沖縄県名護市で日米政府が進める米軍辺野古新基地建設を巡り、設計変更を認めない沖縄県にかわって国が承認する代執行によって埋め立て工事を再開しよう・・・

社会2024.2.13 

『#Z世代的価値観』 著・竹田ダニエル

 アメリカのZ世代の若者たちの多くが、「パレスチナ連帯」を正面から掲げて登場している。それに象徴されるように、これまでの世代では常識とされてきた・・・

書評・テレビ評2024.2.13 

パレスチナ難民が抱えてきた苦渋の体験と感情世界を描く パレスチナ人作家カナファーニーの短編

 イスラエルのガザ虐殺への抗議が世界を席巻するなかで、パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニー(1936~1972年)の作品に新たな関心が集ま・・・

教育・文化2024.2.12