本書は1960年代の下関、ある鮮魚商の店先から始まる。著者の母は下関市彦島で鮮魚商を営んでおり、マイワシ、ウルメ(イワシ)、カタクチイワシ、ま・・・
書評・テレビ評2020.8.8
アフリカや南西アジアで、たった1日で2500人分の食料を食い尽くすといわれるサバクトビバッタが大発生し、各国で深刻な食料危機を引き起こしている・・・
書評・テレビ評2020.8.1
1937(昭和12)年に本格化した日中戦争と1941(昭和16)年に始まり45年まで続いた太平洋戦争で、日本軍の戦没者は約230万人だったが、・・・
書評・テレビ評2020.7.26
英国イングランド南部のブライトンに在住する著者は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で、底辺中学校に入学した息子と友だち、家族の波・・・
書評・テレビ評2020.7.2
アメリカで黒人男性が白人警官に殺害されたことをきっかけに全米、全世界で奴隷制と人種差別への抗議行動が広がるなか、映画『風と共に去りぬ』が人種差・・・
書評・テレビ評2020.7.2 コメント(1)
『資本論』といえば、資本主義の全体系を本質的に解明したカール・マルクスの古典的労作である。だが、その重厚な内容とともに抽象的な論理的記述が、と・・・
書評・テレビ評2020.6.18
400年前の奴隷貿易が発端 米国ミネソタ州で白人警官が黒人男性に暴行して殺害した事件を契機に、全米各地で抗議デモが巻き起こり、人・・・
書評・テレビ評2020.6.9
電磁波が人体や自然に与える被害の実態について講演活動を続けるノンフィクションライターが2月に出版した。5Gが自動運転車や工場で自動的にロボット・・・
書評・テレビ評2020.5.29 コメント(1)
コロナ禍に立ち向かい外出自粛による閉塞感をうち破ろうと、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の歌曲「民衆の歌」を、俳優や歌手あるいは家族や若い仲間同・・・
書評・テレビ評2020.5.27
新型コロナウイルスの感染拡大が世界を覆い、日本では緊急事態宣言の解除へ進んでいるものの、秋には第二波も予測されるなど不安な日々が続いている。こ・・・
書評・テレビ評2020.5.26
国産小麦にこだわり、添加物を入れず、自家培養発酵種のパンをつくり続けて35年の、パン屋のオーナーの自伝的エッセイである。パンづくりの現場のルポ・・・
書評・テレビ評2020.5.20
国民皆保険がなく、医療が民営化され、貧乏人が医者にかかれないアメリカで、新型コロナウイルスの感染者数と死者数が世界トップを更新し続けている。そ・・・
書評・テレビ評2020.5.19 コメント(1)
著者は東京都立大学法学政治学研究科教授。グローバル化が進む今、感染症は簡単に国境をこえてしまうので、国際保健協力なくして人類は感染症にうち克つ・・・
書評・テレビ評2020.5.13
新型コロナウイルスの感染拡大のなかで、ときどき信じがたいニュースが飛び込んでくる。コロナ感染患者の治療に奮闘する病院で、そこに勤務する看護師の・・・
書評・テレビ評2020.5.9 コメント(1)
新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に広がるなか、フランスの作家、アルベール・カミュが一九四七年に発表した『ペスト』が読まれているという。『ペ・・・
書評・テレビ評2020.4.17
著者は神戸女学院大学名誉教授。著者のいう「サル化」とは、中国の春秋戦国時代(紀元前8世紀から同3世紀)の、宋の説話「朝三暮四」のサルのことだ。・・・
書評・テレビ評2020.4.14
本書はフリージャーナリストの著者が全国の救命救急の現場を密着取材してまとめ、昨年8月に発行された。日本では24時間365日、救急車は要請があれ・・・
書評・テレビ評2020.4.7
日本では改定水道法の成立によって水道の民営化が可能になったが、世界に目を向けると、水道の民営化がおこなわれていた国々で水道を再公営化する波が広・・・
書評・テレビ評2020.3.26
文明の誕生が人類に感染症をもたらした。その後、人類はどのように感染症とたたかってきたか。長崎大学熱帯医学研究所教授の山本太郎氏が著した『感染症・・・
書評・テレビ評2020.3.19
赤ちゃんを激しく揺さぶって虐待し脳に大けがを負わせたとして、親が逮捕、起訴された刑事事件で無罪判決があいついでいる。今月6日に大阪高裁で傷害の・・・
書評・テレビ評2020.2.25