権力と闘うジャーナリズムの矜持 3月30日から『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』が全国で公開となった。スティーブン・スピル・・・
書評・テレビ評2018.4.6
著者は数学者(国立情報学研究所教授)で、「東ロボくん」の愛称で知られる人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を発案し、その中心を担っ・・・
書評・テレビ評2018.2.23
今から1500年前、今の南米ペルーで栄えたインカ帝国で誕生し、インカ帝国を滅ぼしたスペインによってヨーロッパに運ばれて、「貧者のパン」としてヨ・・・
書評・テレビ評2018.2.17
1967年の夏、権力や社会に対する黒人たちの不満が爆発したデトロイト暴動は、アメリカ史上最大級の暴動となり、43人の命が失われ、負傷者は110・・・
書評・テレビ評2018.2.16
各地で地元の農林水産業の振興をはかるとりくみが創意的におこなわれている。本書は、大分県の水産業普及指導員だった著者が、2013年から3年間、臼・・・
書評・テレビ評2018.2.13
20世紀のモータリゼーションの時代は自動車を中心に描かれることが多いが、本書はトラクターを中心にそれを描きあげている。人間が生きていくうえで不・・・
書評・テレビ評2018.2.10
1941年12月7日の真珠湾攻撃を「恥辱の日」といい、「パールハーバーを忘れるな」といって対日戦争突入を指示した大統領F・ルーズベルトが、その・・・
書評・テレビ評2018.2.1
日本人の食生活を支える築地市場。本作は、一般人が普段目にすることのできない築地市場の奥まで入り、躍動し活気に満ちた築地の営みと、その果たしてき・・・
書評・テレビ評2018.1.26
著者はノースカロライナ州立大学教授、進化生物学者。本書は、資本を集中投下し、機械化をおこない化学肥料、殺虫剤、殺菌剤、除草剤を大量投与して、遺・・・
書評・テレビ評2018.1.16
本書は考古学者の著者が、これまで歴史学者や民俗学者らが遺した具体的な資料にもとづいて、文字に残されることのなかった縄文人の思想、世界観に迫ろう・・・
書評・テレビ評2018.1.11
ルイーズ・ボーデンのノンフィクション絵本。人間は何百年ものあいだ、現在地を知ることなく航海していた。この本は18世紀になってはじめて、船の揺れ・・・
書評・テレビ評2017.12.30
ジャーナリストの著者が、豚肉を中心に据えてアメリカの日本に対する食料戦略をあばいている。豚肉といえば、TPP交渉において安倍政府が「関税撤廃を・・・
書評・テレビ評2017.12.23
4年間かけて浜に通い続け、ようやく乗船を許された1969年生まれの写真家が、宮城県鮎川を捕鯨基地とする沿岸捕鯨の、クジラを獲り、解体し、刺身や・・・
書評・テレビ評2017.12.11
著者の1人である伊勢﨑賢治氏は、2003年から日本政府特別代表としてアフガニスタンの武装解除を担った。本書は、布施氏が伊勢﨑氏にインタビューし・・・
書評・テレビ評2017.11.28
日本のメディアは昨年の英国のEU離脱について「欧州の危険な右傾化」とか「ポピュリズムの台頭」と報道し、英国在住のライターである著者の下にも「緊・・・
書評・テレビ評2017.11.22
TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐって売国政治に反対する論陣を張ってきた東京大学教授の著者が、本書では安倍政府の規制改革推進会議が進める「漁・・・
書評・テレビ評2017.11.21
著者は一級建築士で、大手建設会社に入社した後、現場施工管理などの仕事をするかたわら、仕事の一部として建築写真の撮影を開始。退職後、写真事務所を・・・
書評・テレビ評2017.11.9
32年前の1985年8月12日、乗客乗員524人を乗せた日航ジャンボ機123便(ボーイング747、登録機体番号JA8119)が、東京羽田空港を・・・
書評・テレビ評2017.11.7
東京大学で非常勤講師など有期雇用の教職員4800人を雇い止めにしようとしていることが大きな問題になっている。早稲田大学でも2013年来、同様の・・・
書評・テレビ評2017.11.4
本書は、アメリカの著名な言語学者で、早くからアメリカの貧富の格差を批判し政治・哲学・教育の面から発言を続けてきたノーム・チョムス・・・
書評・テレビ評2017.10.28