FAO(国連食糧農業機関)によると、2019年の世界の飢餓人口は約8億人だという。世界の人口が78億人なので、世界の9人に1人が食べ物がないた・・・
書評・テレビ評2021.1.14
この本を読みながら、ときどき訪れる近所の店の店主の顔を思い出す人も多いはずだ。 フリーライターの著者にこの物語を書かせたきっか・・・
書評・テレビ評2020.12.29
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のもとで、失業・倒産、飢餓、自殺者が一気に急増した。その一方でGAFAをはじめ一部の巨大企業と富裕層はばく・・・
書評・テレビ評2020.12.14
著者は物流ジャーナリスト。長距離輸送を担う大型トラックのドライバーや、通販商品を配達する軽トラックのドライバーたちに密着取材し、コロナ禍の下で・・・
書評・テレビ評2020.12.5
明治維新は、封建制から近代国家へと大転換させた日本史上画期的なできごとであった。しかし、世界史のうえでもフランス革命に匹敵するこの偉業について・・・
書評・テレビ評2020.12.4
今から50~60年前、春になるとハチや蝶や無数の名も知らない虫たちが飛び交い、這い回り、それを狙う鳥やカエルたちもザワザワし、池はオタマジャク・・・
書評・テレビ評2020.11.30
大阪のわずか13坪の小さな本屋の話である。ノンフィクションライターの著者が丹念に取材し、小さな本屋と町の人たちの感動的な交流と、小さな本屋を苦・・・
書評・テレビ評2020.11.24
果物のなかで、われわれ日本人がもっとも多く食べているのはバナナである。そして日本人が食べるバナナの7~9割は過去40年以上、ずっとフィリピン産・・・
書評・テレビ評2020.11.22
4年前の大統領選の最中、大統領候補テレビ討論会でドナルド・トランプは、連邦所得税を一銭も払っていないと指摘されると、誇らしげにそれを認め、「そ・・・
書評・テレビ評2020.11.19
著者は食と文化の研究者で、米国アリゾナ州の地産地消をおし進める「グッド・フード・ファインダー」の創設者である。人間と豆との9000年の歴史や世・・・
書評・テレビ評2020.11.19
保育園の現場や有機農産物生産者に密着し「食べることは生きること」「自然と人間との共生」のテーマを考える食育ドキュメンタリー映画『いただきます1・・・
書評・テレビ評2020.11.16
日本のメディアが日々流す世界のニュースのなかで、米国に関するニュースは群を抜いて多いが、そこで米国社会の真実が語られることは少ない。本書は米カ・・・
書評・テレビ評2020.11.5
新型コロナの感染拡大が進んで米大統領のトランプが国家非常事態宣言を出し(3月13日)、それから6月にかけて失業者が急増して、1930年代の世界・・・
書評・テレビ評2020.10.30
2015年に韓国でベストセラーになった小説が映画化された。それは子どもを産み育て家族を支えて毎日を懸命に生きる一人の女性の物語であるが、就職、・・・
書評・テレビ評2020.10.29
著者は東京農工大卒業後、環境省でツキノワグマ班研究員となり、その後野生動物保護管理事務所を立ち上げた。1970年代後半から40年以上も野生動物・・・
書評・テレビ評2020.10.29
竹中平蔵は小泉政府で構造改革の司令塔の役割を担い、郵政民営化や金融改革をおし進めた。そして第二次安倍政府の産業競争力会議・民間委員として復活し・・・
書評・テレビ評2020.10.22 コメント(2)
この本に登場する道法(どうほう)正徳氏は、1953年に広島県のミカン農家に生まれ、大学卒業後はJA広島果実連の技術指導員になった。試行錯誤をく・・・
書評・テレビ評2020.10.8
コロナ禍では、人々の生活に不可欠な労働に従事し社会を支えているエッセンシャルワーカー(医療や介護、物流、食料の生産・販売などで働く人々)に光が・・・
書評・テレビ評2020.10.1
10人を上回る日本とアメリカの知識人の論評、およびニューヨーク在住の高祖岩三郎とマット・ピーターソン両氏の関係者へのインタビューや現地報告をま・・・
書評・テレビ評2020.10.1
3・11から9年半がたつ。午後2時46分にマグニチュード9・0の巨大地震が東北地方を襲い、ひき続く大津波で町が呑み込まれ、さらに福島第一原発1・・・
書評・テレビ評2020.9.20