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「1500人デモを目指そう」 安岡沖洋上風力に反対する会が街頭活動

12月9日 海峡ゆめ広場に集合

 

国道沿いの街頭でアピールする住民たち(11月3日)

 下関市の安岡(横野)沖洋上風力発電建設反対の会は3日、毎月第1土曜日に継続している街頭活動をおこなった。今回の活動は、前田建設工業が住民3人を威力業務妨害で訴えた刑事裁判で、山口地裁が住民に「懲役1年・執行猶予2年」の判決を出した直後の行動となった。

 

 はじめに挨拶に立った新井萬会長は「裁判の結果がどうなろうと、風車をすぐに建てるということではない。安岡沖に建てさせないというこのような住民運動が事業者には一番嫌なことだ。どんなことがあっても前田建設が撤退するまで運動を続けよう」と訴えた。

 

 次に地元の市会議員が「今回の裁判はスラップ訴訟といって、金持ちが貧乏人に対して仕掛ける裁判で、大手企業がよくやる手だ。風力や太陽光の電気は国の固定価格買取制度で20年間高く売ることができ、その権利を他の事業者に、外国にも売ることができる。もうかればいいというものだが、私たちは地域のために行動しており、こうした企業の論理に負けてはならない。強い気持ちを持って継続していこう」とのべた。

 

 続いて事務局長が、今月第3土曜日に唐戸地区で街頭活動をおこなうこと、12月9日(日)午後1時から、JR下関駅前の海峡ゆめ広場に集合してデモ行進をおこなうことを報告し、「1000人デモが1000人をこえるように頑張ろう。1人でも多くの人に集まってもらって、海峡メッセ周辺を一緒に歩きたい。われわれの心意気を見せようじゃありませんか!」と呼びかけた。

 

 住民たちは安岡本町、横野、福江、吉見の各地区にわかれ、幟や横断幕で道行く人に風力反対を訴えた。

 

 医療従事者の男性は、「裁判所では正義は通らないということがよくわかった。テレビドラマでやるような裁判は現実にはない。法律には心はない。だからこういう運動をずっとやり続けなければならない」とのべた。

 

 横野町の男性は「今度は豊浦町沖にも洋上風力の計画が出ているという。安岡沖を許せばバタバタとできる。住民運動が大事だ。各自治会の会合などで、医者が訴えている低周波の健康被害について本気になって訴えて、安岡地区全体の運動にしないといけない。これまでと同じことをやっていてもダメで、もっと広げていきたい」と語った。

 

 安岡本町の女性は、仲間とともに12月9日のデモ行進を呼びかけるチラシを持って、まだあまり反対運動が浸透していない山側に入り、声をかけながら訴える行動をやることにしたとのべた。「下関行きのJRの列車の安岡駅出発時刻を書き込み、“みんなで行けば怖くない”式で声をかけあっていきたい。1000人が1500人になるよう頑張りたい」とのべた。

 

 次回の街頭活動は、12月1日(土)午前9時からと午後3時からのそれぞれ1時間おこなう。9日のデモ行進の直前になる。

 

JR下関駅前でおこなわれた初の風力反対1000人デモ(2014年)

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