いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

文字サイズ
文字を通常サイズにする文字を大きいサイズにする

書ける理由と書けない理由

 「大手メディアがれいわ新選組の活躍を黙殺しているなかで、どうして山口県に拠点を置いている長周新聞は1面トップで自由に報道できるのか知りたい」との問い合わせがメールや電話等で相次いでいるので、丁寧にお答えしたいと思います。

 

 長周新聞はいかなる権威に対しても書けない記事は一行もない言論機関であると宣言し、今日までその立場を貫いてきました。社会全体にとってよくないこと、社会悪であると判断した物事については誰にも遠慮せずに批判を加え、称揚すべきはおおいに称揚し、書くべきことは書く。それが長周新聞の生命線であると考えています。不自由さに縛られ、口にてつをかまされた馬のように語るべき何らの機関もない、いいたいこともいえないがんじがらめにされた世の中にあって、人間が自由にのびのびと精神を解放し、戦争も貧困も搾取も抑圧もない豊かに暮らしていける社会を実現するために、言論機関として役割を果たさなければならない--。そのために人と人をつなぎ、協力し、団結できるすべての力とのつながりを求め、発信し続けることが使命であると考えます。

 

 なぜ権力者や巨大な資本に遠慮しないで好きなことが書けるのか? それは、彼らから金銭的に何ら世話になっておらず、遠慮する必要がないというのが一番の理由です。創刊以来、困難な経営状態には変わりありませんが、一人一人の読者の皆様から頂く1カ月1500円の購読料、そして夏と冬に山口県中を走り回って読者や支持者の皆様にお願いして頂くカンパ、「もっとがんばれ!」といって全国から支持者の皆様が寄せて下さるカンパ、さらに中小零細企業や商店、病院をはじめとした方々に協力して頂く年賀・暑中見舞い等の広告料のみに依存し、巨大な組織や団体などのスポンサーに依存することなく運営しています。それは金銭的な困難さこそあれ、スポンサーの顔色を伺って書くべきことが書けない、あるいは銀行を通じて圧力が加えられるというような状態を排除し、紙面への介入を許さないためには避けられない選択です。自由に書くべきことを書く言論活動の最大の保証でもあります。嘘偽りなく読者・支持者の皆様に支えられ、守られ、存在しているのが長周新聞社の現実です。

 

 世の中、なにをするにもおカネは必要となり、カネが人を支配し、企業を支配し、かつては無冠の帝王などといわれたジャーナリズムといえども支配されます。背に腹は変えられない状態で安易に身を委ねてしまうと、次の瞬間から忖度をはじめ、いいたいことの一つもいえなくなり、書けなくなってしまいます。そうして武器であるペンを折って軍門に降ってしまい、いまや足腰が立たなくなるほどジャーナリズムが堕落してしまっています。喜んで権力者から寿司を奢ってもらうような者までがジャーナリストを名乗っている始末です。口に鉄をかまされた馬ならぬ、口に寿司をかまされたジャーナリストとでもいうのでしょうか。

 

 どうして報道できるのか? と聞かれて思うことは、巨大メディアはどうして報道できないのか? という裏返した問題です。それはスポンサーや電通に頭が上がらないからであり、擁護している対象が権力者や資本だからにほかなりません。私たちはそのように金銭的に支配しようとする力や誘惑を断り、逆を行くかわりに、この目で見たれいわ新選組の台頭や日本社会の変化についてあるがままを自由に報道したいと考えています。「誰にも何も伝えない」ジャーナリズムもどきに成り下がるのではなく、「みんなにすべてを伝えたい」を選択します。その違いは、私たちが守るべきは困難な状況に置かれた民衆であり、弱者であり、それが創刊以来脈々と引き継がれてきた信念だからです。 武蔵坊五郎

関連する記事

  • 「できちゃった」を祝福せよと迫られても…「できちゃった」を祝福せよと迫られても…  小泉進次郎・38歳と滝川クリステル・41歳の「できちゃった婚」についてまず思うことは、特に「おめでとう」とも思わないが「けしからん」とも思わ […]
  • 「イカサマ野党」の烙印「イカサマ野党」の烙印  「今日は、こども食堂で一緒にカレーを食べました。夏休みで給食が休みになった子どもたちにとっては、子ども食堂は、なくてはならない存在。関係者の […]
  • 日韓貿易摩擦の深層にあるもの日韓貿易摩擦の深層にあるもの  ここにきて日韓両政府はなぜもめ始めたのか? 目前で取り沙汰されているように徴用工問題への対応や貿易手続きを巡る細細な問題はあるにせよ、それは […]
  • トランプの言うとおりトランプの言うとおり  米大統領のトランプが「日米安保は不公平である」と騒ぎ始めて、日本政府が慌てている。最近、親しい人物との会話のなかでこの条約の破棄に言及したこ […]
  • 劇場型と黙殺型の二刀流 ~選挙におけるメディアのお作法について~劇場型と黙殺型の二刀流 ~選挙におけるメディアのお作法について~  大手メディアときたら、劇場型選挙を仕掛けるときはショスタコーヴィチの交響曲第5番(第4楽章)なんぞをBGMで流しながら、まるでプロレス中継の […]

この記事へのコメント

  1. 福原 則子 says:

    かっこいいです。しびれます。
    新聞界のれいわ新選組ですね!!
    先日購読申込させていただきました。
    SNSでそのすばらしさ広げていきます。

  2. 山崎貞一 says:

    頼りにします。

  3. 岩本れいこ says:

    購読を希望します。

  4. 砂永登志男(すながとしお) says:

    大手メデイアの報道を見ていて、日本にはジャーナリズムが無くなってしまったと落胆していましたが、ジャーナリズムの本道を守り、忠実に実践されている長州新聞さんががんばっておられるのが心強いです。

  5. 武田 と徹 says:

    長州がこの国の諸悪の根源であると堅く信じている者です。江戸時代=悪ではなく、江戸時代のいいもの、すぐれたものを引き継いだ明治であったなら、この国は全く違った国になったろうと思います。教育ひとつとってみても、寺子屋や藩校で行われていた、素読、会読といったやりかたは、一人一人が自分の考えをもち、自立した人間にする素晴らしい教育法でした。
    戊申戦争で散々痛めつけられた福島の人間にとって、長州は許し難い存在でした。しかし、本紙に出会い、嬉しく思い、感動を覚えました。よろしくお願いします。

  6. 佐々木洋美 says:

    読み始めてそろそろ3年位になりますかね。
    愛知の端っこに住んでますがどうやら私の仲間内でも意識してる人は多い様です。
    分かりやすく読み応えのある紙面だなあと思います。
    企画も面白い内容のがあります。
    生活が破綻してから何とか立て直しつつありますが仲間内でもなかなか解ってくれない、と常々思ってました。
    自己管理が甘いとか言われるので理解される事も諦めてたのですが。
    今回の選挙で正に「潮目が変わった」ですね。
    もう少し活動範囲を拡げてみようと思います。

  7. 山村駿二 says:

    先日某テレビ局で「れいわ新選組」山本太郎の戦勝記者会見を行っていました。大手メディアの記者質問が次々と行われている中でただ一社のみ大きな拍手がされたのは、長周新聞の記者の質問の時でした。私はその時あらためて長周新聞の社是が発揮されていると感じました。
    これからも「いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関」を貫徹願います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。なお、コメントは承認制です。