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“噂話”で誤魔化す自民党 下関市豊浦町・婦女暴行事件 悪質な隠蔽工作

 下関市豊浦町川棚のバー「マグノリア」で5月12日に起きた婦女暴行事件について、その後の顛末が重大な関心を呼んでいる。現在、地検を飛び越えた上層部の指示とかで検察が関係者に事情聴取している段階といわれ、暴行を振るった当事者であるT社のY社長や、周囲ではやし立てた四人組の扱いがどうなっていくのかが注目されている。
 
 反省なく豊前田で暴れる

 事件はまだ解決したわけではなく、捜査段階である。ところが既に終わったこととして闇に葬ろうとしているのが自民党下関支部である。暴行現場に居合わせていた市議会議員の林透や安倍派関係者たちの扱いについて幹部たちが検討を加え、被害者ではなく加害者側に身を置いている彼らが「僕は楽しく飲んでいただけ」と弁明しているのを聞いて「問題なし」と結論付けた。安倍首相の実弟である岸信夫代議士が会長を務める自民党山口県連も、支部の判断を受けて来年1月の市議選で林透の公認を決めるなど、臭いものに蓋をしたい願望がありありの対応を見せている。
 さらに市民を驚かせているのは、街中で支持者から問い詰められた自民党市議たちが、いっせいに「あれは噂話だ」「長周新聞が大げさに書いているだけ」「信憑性はない」「被害者とされる女性が嘘をいっている」「飲み屋の女はずる賢い」などと口裏を合わせて吹聴し始めていることである。身内擁護というより、「あれくらいのことで処分されたらたまらない」という自己防衛の意識も働き、みんなで勝手に「問題なし」なのだといっている。
 しかし、前述したように事件は捜査中であり、検察がどのような処分を下すのかはまだまだ先のことである。首相お膝元の自民党下関支部は検察よりも権力が上だと思っているのか、あるいは首相本人や安倍事務所の腕力で抑え込めるという自信を持っているのか、捜査機関に先立って「問題なし」判定を下すという、おかしな構図になっている。そして、口コミで「噂話にすぎない」といいふらし、むしろ女性側の自作自演説を振りまいて世論として定着させたい意図を丸出しにしている。事実をねじ曲げることができるという確信を持っており、きわめて挑戦的な対応となっている。
 マグノリアで起きた婦女暴行事件については、多くの女性スタッフたちが目撃している。暴行側の5人の男たちと、被害女性だけがその場に居合わせたわけではない。それだけの人人がいる目の前で暴行する神経たるや、普通ではない。林透については、暴行されている女性のハンカチを奪ってビショビショになっていた自身の股間を拭き、後日女性に返しに行くという意味不明の言動をしていることもスタッフたちはみなが知っている。「楽しく飲んで帰っただけ」ではなく、厳密には「楽しく飲んで暴行を眺め、女性のハンカチを汚して帰った である。
 問題が世間に暴露されて以後、Yの暴行を喜んで眺めていた他の4人は、「すべてYのせいだ」といい逃れに必死であることが話題にされている。林透の友人や知人たちは、「“長周新聞が余計なことを書いた”といっていた」「私にも“長周新聞のウソだ”と必死に説明していた」とその振る舞いについて語っている。しかし「ウソを書かないで欲しい」といって本紙に直接抗議に来るわけでもなく、正面からの反論は何もない。むしろ、マグノリア従業員たちへの口止め工作が活発で、ママが女性スタッフたちに「林さんはあの時いなかったよね」と念を押していること、Yが女性スタッフたちに接触しようと必死に動き回っていることが指摘されている。
 自民党下関支部の口コミ作戦にせよ、本人たちの隠蔽工作にせよ悪質で、これはもう、被害者女性にあてた「ハンカチで股間を拭いてごめんなさい」の反省文を全面公開しなければならないところへきているといえる。なお、その後はマグノリアには足を向けられないので豊前田に出没するようになり、最近ではHビル内の某店で暴れて出入り禁止になったことを豊前田で働く女性たちは大話題にしている。
 反省しない者にどう反省させるのか、選挙も近いなかで有権者の多くがその方策を話題にし始めている。野放しにする自民党県連、自民党下関支部の対応、その所属市議たちによる口コミ作戦の悪質さについても、同罪として厳しい視線が注がれている。

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