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広島で感じた外国人の思い 原爆と戦争展の2000枚以上に及ぶアンケートから

(2026年8月31日付掲載)

びっしりと感想が書き込まれた外国人アンケートは2000枚以上に及んだ

 原爆展全国キャラバン隊(長周新聞社スタッフ)は、8月4日から8日まで広島平和記念公園で街頭「原爆と戦争展」をおこなった【既報】。81年目の原爆の日を前後して世界中の人々が広島を訪れ、展示には国籍や年齢を問わず真剣な参観があいついだ。展示は、原爆の悲惨さを伝える生々しい写真や、被爆詩人・峠三吉や子どもたちの詩の他、昭和恐慌から日本の侵略戦争が始まり、戦地では餓死や病死ばかりで戦闘どころではなかった兵士たちの体験、全国空襲、沖縄戦の被害などについて、体験者の証言を元に戦争の全貌を伝える内容となっている。そして「原爆は戦争終結に必要なかった」とし、「原爆投下によって終戦が早まった」「原爆のおかげで戦争による犠牲者が少なくすんだ」と原爆投下を正当化する戦勝国側の主張を真っ向から否定するとともに、あの惨禍を二度とくり返させないために核廃絶を訴えている。

 

 展示を見た外国人参観者は衝撃を受けるとともに強い共感を示している。そして過去の教訓を現在の世界的な戦争情勢と重ね、人々の暮らしを脅かし戦争を望む一部の者たちへの怒りや、その戦争によって生じる犠牲の多くが罪のない民間人であることなど、さまざまな問題意識をアンケートに記している。寄せられたアンケートは今年3月から8月までおこなってきた街頭展示だけでも2000枚をこえ、その内容からは世界の市民一人一人が、戦争を止め平和な社会を築いていくためにどのような意見を持っているのか、時世を反映した率直な世論を知ることができる。以下、外国人アンケート(8月5~8日)の内容を紹介する。

 

熱心にパネルを参観する外国人たち(8日、広島平和公園)

原爆の悲劇をくり返すな

 

 ▼この展示は深く心を揺さぶるものだ。この力強いパネルは、政治的決定と、それによって引き起こされた凄惨な人的苦難を対比させて描き出している。また戦争における政治的な側面と、被害者が味わう身体的・感情的な苦痛との鮮やかな対比を示すことで、抽象的な歴史を我々人類に降りかかった現実という次元にまで引き寄せている。それにより私の意識も軍事的な戦術から、罪のない人々の命が被る壊滅的かつ長期にわたる影響へと焦点が移った。この展示は、見た人々に深い悲しみを残すと同時に、平和のための教育を絶やすことなく、二度と核兵器が使用されることのないようにするという社会的責任を私たちに課すものだ。

 

 昨今の紛争は、人類が広島の“究極の教訓”から真に学んでいないことを示している。政治的・軍事的な力の行使において、もっとも高い代償を払わされるのは常に一般市民だからだ。ウクライナ、ガザ、あるいは中東全域など、現代の戦争において住宅地や生活インフラ、罪のない家族の生活が攻撃にさらされていることは、1945年当時の民間人の尊厳を軽視した残虐行為と何も変わっていない。現在の世界政治において、各国間の緊張緩和のために尽力し、真っ先に民間人の犠牲を防ぐことが最優先事項だ。(フランス、16歳男性、学生)

 

 ▼原爆によって引き起こされた苦痛の大きさを目の当たりにするのはとても辛く、人間が他の人間に対してこのようなことをしたという事実を知るのは本当に恐ろしいことだ。学生として、私はこの展示のすべての内容がとても教育的だと感じた。この悲劇について多くのことを読み、学ぶことができた。過去にこの世界で実際におきたことを学ぶことの重要性を感じた。

 

 世界ではいまだに戦争が続き、多くの市民が犠牲になっていることはひどいと思う。ニュースを見て、多くの人が苦しんでいるのを見ると気分が悪くなる。いつか、平和、平等、愛、そして互いへの思いやりに満ちた世界に住めることを願っている。なぜなら、結局のところ、私たちはみな人間であり、平等に生きる権利を持っているからだ。(カナダ、17歳女性、学生)

 

 ▼この展示は、私の心に深く突き刺さった。もっとも印象的だったのは、悲劇を経験した子どもたちの言葉を読むことだった。この世界において、広島で起きたことは二度と起きてはならない。戦争は常に政府の責任であり、民間人の責任ではない。民間人は平和を望んでいる。戦争の恐怖、親族や愛する人、身近な人が愚かな戦争で殺し合い、殺される恐怖に怯えることなく、自由に暮らしたいのだ。人々はただちに戦争をやめ、二度と起こしてはならない。誰しもが生きる権利を持っているのだから。(ロシア、20歳女性、大学生)

 

 ▼原爆投下による甚大な被害やその後の影響について、私たち西側諸国の市民は真実を知らされていないのだと思う。そもそも原爆は戦争を終わらせるのに必要ですらなかったのだから。現在の戦争情勢を見ていると、とても複雑だと感じる。もちろん、私個人としてはどんな戦争も悪いものだといいたいが、それでも戦争は起きるものだとも思ってしまう。イラン戦争については、そもそもアメリカがイランに関与すべきではない。ロシア・ウクライナ戦争については、私はドンバス地方をロシアが領有するか、あるいは独立国となるべきだと考えているし、この戦争自体はウクライナがみずから招いたものだ。とはいえ市民が犠牲になることは悪いことだし、戦争において一般市民が標的になるべきではない。(オランダ、22歳男性、大学生)

 

 ▼人間の残酷さを目の当たりにするのは本当に悲しいことだ。とくに民間人を殺すことは、誰も支持できない。原子爆弾の使用は、人類にとって最悪の出来事だ。このような新たなレベルの戦争の残虐さは、私を本当に悲しくさせる。

 

 すべての戦争は愚かな行為であり、すぐに止めるべきだ。外交官を使って積極的に話し合うことで、人を殺すことなく、誰もが問題について考え解決に向かうことができるはずだ。イスラム教徒であろうと、ユダヤ教徒であろうと、キリスト教徒であろうと、仏教徒であろうと、私たちはみな同じ人間だ。戦争とは常に意思疎通の不足、そして利己的な政府、金、資源が原因で引き起こされる。この活動を続けてくれることに感謝する。(ドイツ、22歳男性、大学生)

 

 ▼かつての戦争で何が起きたのかを記憶することは重要であり、このような解説はそのことをより深く学ぶのに非常に役立つ。ヨーロッパでは、この出来事のごく一部しか研究されておらず、ほとんど伝えられていない。そのためより正確で完全な解説を読むことは、私のような西洋人にとってはとても興味深い。

 

 展示には非常に残虐な描写もあり、読むのが苦しかったが、それでも目をそらさず読まなければならない。とくに、「トマトを食べたい」といった少女の詩は、一生忘れないと思う。地球上で起こったすべての歴史と、人類が経験した恐ろしい出来事を知っているにもかかわらず、いまだにこのようなことが実際にくり返されていることはとても悲しい。ひとたび戦争が引き起こされれば、一般人の死を防ぐことは難しい。(フランス、26歳男性、教師)

 

参観後、アンケート用紙に感想を記す人々(広島平和公園)

腐敗政治に奪われる命 戦前と酷似する世界

 

 ▼原爆投下前の時期の詳細な解説が非常に興味深かった。国を戦争へと導いた状況、当時の天皇とその周囲の人々の態度、原爆投下前の日本の戦況やそれによる人々への影響など、こうした内容は原爆投下という事件があまりにも重大すぎるが故に、詳細な部分が見落とされがちだが非常に重要だと感じた。

 

 現在の世界的な戦争情勢に対しては、トルコ国民として、私は近隣諸国に関する人口動態やインフラ面の不安定化を危惧している。住宅、医療、教育、雇用インフラは、現在大きな圧力に晒されており、それにともなう経済的困難が拡大していることは戦争とは無関係ではないと思う。(トルコ、28歳女性、生物工学技術者)

 

 ▼米国中心ではない、別の視点を提供してくれることに感謝する。「米国側の見解こそが正しい」というのが一般的なメッセージだが、この展示が真実を浮き彫りにしていることを嬉しく思う。戦争において民間人は常に後回しにされ、その出来事から何十年も経ってからようやく、単なる「数」として顧みられるにすぎない。戦争は決して解決策にはなり得ない。そのことが大前提だが、一部の紛争は複雑であり、何が正解かを判断するのは難しいものだと私は考える。(イギリス、26歳男性、経営者)

 

 ▼この展示は非常に有益な内容だと断言できる。展示会を通じて、アメリカ軍による細かな戦略的意図にも触れている点はとても有意義だと感じた。同様に、この話題に初めて触れる人々に対して、中国(南京など)における日本の戦争犯罪についても言及していることで、より正確な全体像を伝えられる内容になっているのではないかと感じた。

 

 この先の世界の将来が怖い。反軍国主義こそが唯一の解決策である。戦争とは一般市民や労働者階級を苦しめる一方で、もっとも裕福な富裕層たちをさらに富ませるだけであり、私たち一般市民にとっては何の利益もない。気候変動、飲料水の不足、疾病など、世界にはいぜんとして数多くの問題が存在している。もしも各国の政府がすべての人々の最善の利益を真に考えているのであれば、現在戦争に費やされているお金や人的資源をそうした問題の解決に充てることができるはずだ。(ギリシャ、26歳女性、経営者)

 

 ▼とても詳細な内容で、フランス人として学校で習ってきたこととは異なる内容がたくさん示されており、これまで読んだことのないものばかりだった。この展示は、世界中の人々がこの悲劇的な出来事とその悲惨な結果の背後にある物語全体を理解するうえで、非常に優れた内容となっている。

 

 世界中で戦争が続き、多くの民間人が今も犠牲になっていることは、ばかげている。民間人は、たとえ些細な理由であったとしても戦争によって苦しめられるべきではない。今の世界では、生命の価値が忘れ去られているように感じる。戦争において、民間人の死は単なる「犠牲者」として扱われ、それは損失とは見なされない。一方、兵士の犠牲は民間人のそれと比べて政治家からより多くの配慮を受けることとなる。(フランス、27歳男性、ITエンジニア)

 

 ▼とても興味深く、目を見開かされる展示だった。語られていない歴史がたくさんあり、これらの物語が共有されていることに感謝する。とても悲しく、直視するのは辛いことだが、これらの物語が忘れ去られないようにすることはとても重要だ。私たちは教訓を学び、もっと良くなるべきなのに歴史はくり返されてしまっている。世界にはあまりにも多くの貪欲と悪があり、腐敗した政治によって多くの罪のない命が奪われている。いつか世界平和が実現することを願っている。(オーストラリア、23歳女性、救急救命士)

 

市民の苦しみ知るべき アメリカ人の感想

 

 ▼当事者の証言を通して歴史を知ることができ、とても感動した。そこにいた人たちだけが私たちに真実を語ることができる。ドイツでも日本でも慰霊碑を見た。私の国の政府の指示によって一般市民が受けた苦しみを感情的に理解するのは困難だが、この場所は原爆投下時に現場に居合わせ、その後も生き抜かなければならなかった人々の苦しみ、その重みに満ちているように感じた。ベルリンでも同じように感じた。広島がこれから少しでも癒やされることを願う。そして、この場所が世界にとって正しい場所となることを願っている。今日この展示が私たちに示してくれた内容に感謝する。

 

 今も戦争によって民間人が苦しんでいる。歴史的に見て、片方が始めた戦争においてもう片方の憎しみが癒えることはないだろう。だからこそ終わりが見えない。ガザで起きていることや、ロシア・ウクライナ戦争は、すべてお金、権力、そして人々の注意をそらすためにおこなわれているものだ。この展示が第二次世界大戦について示している内容と現在の情勢は酷似している。(アメリカ、31歳男性、営業職)

 

 ▼戦争の歴史について非常に有益な情報が得られるだけでなく、原爆と戦争によって苦しんだ人々の個人的な物語にも触れた展示内容だった。人々は戦争とは何か、そしてそれが恐ろしいものであるということを知る必要がある。歴史を学ばなければ私たちは過去と同じ過ちをくり返し、その結果さらに多くの人々が苦しむことになるだろう。

 

 あらゆる形態の戦争と殺りくは悪だ。だがもしも戦争をしなければならないのならば、それは民間人を傷つけるための戦いではなく、民間人を守るためのものでなければならない。これからも長期であれ、短期であれさまざまな形で戦争は続くだろう。その時、私たちはできる限り罪のない人々を守り、何も得られない不当な紛争を避けるためにできる限りのことをしなければならない。(アメリカ、22歳男性、大学生)

 

 ▼この展示を見て強烈な印象を受けた。アメリカ人として、私はあらゆる戦争行為に断固反対する。とくに展示に示されていたいくつもの写真は、戦争が生み出す恐怖と長期にわたる傷跡を真に映し出している。展示会はとてもよく構成されていた。民間人に対する一方的な攻撃は断じて許せない。アメリカ人として、現政権を支持することはできない! そして、アメリカ政府みずからこの戦争を止めることを願っている。(アメリカ、45歳男性、システムエンジニア)

 

 ▼この展示を見て、何年も前に自国がしたことにとても腹が立ち、罪のない人々にしたことに対してアメリカ人として心が痛む。過去を消し去ることはできないが、確かに記憶にとどめておくことはできる。そして、この展示は将来このような悲劇が起こらないように、過去を私たちに示してくれるすばらしい役割を果たしている。私は世界中のすべての戦争や軍事的衝突に反対だ。なぜならそれらは苦痛しかもたらさず、根本的な問題の解決のために何の役割も果たさないからだ。(アメリカ、14歳男性、学生)

 

体験に根ざす大戦評価 各国の参観者が感銘

 

 ▼第二次世界大戦をめぐる物語は、戦争当事者によって書かれたものであり、とりわけ連合国による戦争犯罪が都合よく看過・否定されてきたという点に光を当てることは、極めて重要なことだと思う。しかし、それらは常に、戦争に至るまでの出来事や状況、行動との関連において捉えられるべきである。第二次世界大戦に関しては日本にも少なからず責任があったのだから、そういう意味ではこの展示も一方的なものだと思う部分もある。とはいえ、そうした事情があったとしても、これほどの規模で民間人が攻撃されたことが正当化されるわけではないし、この展示で取り上げられている出来事や内容は、これからも語り継がれるべきものだ。

 

 民間人、とりわけ病院や赤十字、国連機関など、明らかに保護されるべき場所として機能している施設への攻撃は、常に忌まわしく卑劣な行為だと私は思う。加害者は非難され、相応の処罰を受けるべきだ。とくに、ガザで起きているような、そうした場所を意図的に標的にして人々を抹殺することに対しては、世界が協力してそれを阻止し、彼らが犯した人道に対する罪の責任者を裁かなければならない。(ドイツ、女性)

 

 ▼非常に強烈な展示だった。多くの展示が、兵士と民間人双方の視点からの体験談に基づいていたこと、そして日本の過去の行動が必ずしも完璧ではなかったかもしれないと認めていたことを、私は評価したいと思う。現在、唯一の被爆国としてその体験を語り継いでいくことは重要であり、日本には、原爆がもたらした現実的な被害や影響について伝える役割があると思っている。

 

 私自身は1982年生まれで、第二次世界大戦の恐ろしい悲劇について教えられ育ってきた。しかしこの10年間、世界ではどれほどの記憶が失われ、非常に強力な勢力の手によって再び緊張が高まってきたか、それを見て恐怖を感じている。私たちがなぜこれほどまでに何も学んでいないのか、理解ができない。人々がかつての戦争の記憶の半分しか教えられなくなった時に、次に何が起きるのかを見るのは本当に辛いし怖い。だからこそこのような展示は重要であり、とりくみに感謝する。(カナダ、43歳女性、公務員)

 

 ▼長年にわたる膨大な資料の収集、生存者の声に感銘を受けた。また、あの戦争で何が起こったのかをきちんと記録しておくことはとても大切だ。原爆の使用がどれほど恐ろしいことだったか、どれほど残酷だったか、そしていかに不必要なものであったのかを、人類は決して忘れてはならない。どんな戦争も、国籍に関係なく人々を狂人へと変貌させてしまう。自分自身が最大の敵だ。

 

 戦争が今も世界中で続いている。私たちは何も学んでいないようだ。戦争の恐ろしさやそれによってもたらされる結果を人々が意識するようになったと思うたびに、また新たな愚か者が次の攻撃行為(挑発もなく唐突な)を始める。そして、その代償を払うのはいつも民間人だ。だがそれをどうすれば止められるのかはわからない。教育、尊敬、そして優しさは、幼い頃から経験していくべきものだと思う。しかし、戦争で打ちのめされ荒廃した国や地域において、人々がどうやってそれを伝えていくことができるだろうか。私たち人類には希望と愛と教育と芸術、そして笑顔が必要だ。(スイス、51歳女性、企業IT戦略立案業務)

 

 ▼私にとって、この展示を通じて戦争を日本の視点から見るのはとても興味深いものだった。ドイツにおいて子どもたちが学校教育で第二次世界大戦を学ぶとき、ナチス・ドイツの罪を学ぶ。またアメリカによる戦争犯罪についても学ぶが、広島への原爆投下以外はほとんど無視されているのが現状だ。人類史上最初の二回の原爆投下は、これまで犯されたもっとも深刻な戦争犯罪の一つであることは疑いの余地がない。広島の破壊についてはある程度知っていたが、この展示は非常に印象的で、深く感動した。

 

 今の世界的な戦争情勢を見ていると、私たちは人類として後退しているようでとても悲しい。同時に、プーチンやネタニヤフ、トランプのような指導者の傲慢さと、彼らの人命軽視には怒りを感じる。些細な理由で互いに争うのではなく、ともに働き、ともに成長できる時が再び訪れることを願っている。(ドイツ、45歳女性、歌手)

 

多くの参観者が訪れる街頭「原爆と戦争展」(広島平和公園)

今に重なる戦前や戦中 多方面の証言に衝撃

 

 ▼よく構成された詳細な展示だ。できる限り客観的に作られていると思う。オンラインの情報は偏っている場合が多いので、外国人として当時戦争を体験した日本人の視点を知ることができてとてもよかった。この場所で展示をおこなってくれることに感謝する。

 

 私は中東出身なので、長年続く戦争や紛争の問題についてある程度客観的な知識を持っていると思う。中東で問題が発生すると多くの移民が私たちの国に逃れてくるが、それは人々の生活に非常に大きな影響を与える。だが、移民である彼らもまた何もない所から新しい生活を築かなければならない境遇に置かれているというのも事実だ。そのことによって混乱と不安の両方がもたらされている。私たち人類全員にとって、世界が早く、よりよい方向へと変わることを願っている。(トルコ、30歳男性、技術者)

 

 ▼この展示は、戦前、戦中、戦後の日本の地政学的な状況について、非常に有益で衝撃的な内容を提示している。そして日本がどのように戦争に関与し、どのように原爆投下に至ったのかについて、その要因を詳しく伝えるものだ。世界中で今も戦争が続いているが、根本的にはどれも同じゲーム状況であると感じる。多くの権力グループ(政治家、大企業、銀行)が、人々の命や幸福を顧みず、自分たちの利益のために戦争を仕掛けているのだ。(スペイン、32歳男性、科学者)

 

 ▼印象的で、必要かつ詳細な内容だった。悲劇や過ちを記憶にとどめることが重要であり、この展示はその非常に悲しい側面を思い出させてくれた。それでもなお、現在同じ過ちが再び起こっているのを見るのは悲しいことだ。アメリカがここで起こした過ちに対して怒りが湧く。このような情報を広め続けてほしい。教育こそが、同じ過ちをくり返さないための唯一の方法だからだ。

 

 今も戦争が続いているのは、まったくもって悲しいことだ。戦争とは、政治的利益のために引き起こされるものだ。しかし、その決定によってもっとも影響を受けるのは、戦争を推進し決定を下した者たちではなく、いつも一般市民だ。(ブラジル、32歳男性、医師)

 

 ▼第二次世界大戦の非常に重要で興味深い証言をもとに作成されたすばらしい展示だ。さまざまな戦争の側面と新しい視点を提供している。私は戦争が終わるどころか今もエスカレートし続けていることに深く悲しんでいる。戦争が深刻化すると同時に、罪のない人々の命が失われ、人々の間で憎しみが増大し続けている。なぜ私たちは過去から学ばないのだろうか。すべてはどこへ向かうのだろうか。少数の貪欲で冷酷な指導者の富への渇望は、その他の人々の貧困を招き、すべてを破滅へと導くこととなるだろう…。すべては富の神を追い求める者たちがいるから起きることだ。(イタリア、50歳女性、薬剤師)

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