いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

文字サイズ
文字を通常サイズにする文字を大きいサイズにする

ベテランズ・フォー・ピース(VFP)熊本シンポジウム 「元米兵に聞く戦争のリアル」

(2026年10月23日付掲載)

シンポジウムに登壇したVFPのメンバーたち(18日、熊本市)

 熊本市の自衛隊健軍駐屯地への25式長射程ミサイル配備に反対している「ストップ!長射程ミサイル・県民の会」は10月18日日、健軍文化ホールで、退役軍人による平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)熊本シンポジウム~元米兵に聞く、戦争のリアル」を開催し、約130人の市民たちが参加した。VFPは東京や沖縄、九州など日本各地を周りながらスピーキングツアーを開催し、戦争の実態と平和を訴えている。イランなど世界中でアメリカが引き起こしている違法な戦争に、日本の自衛隊が巻き込まれる動きが強まっていることに対する危機感と、世界中で平和のための連帯を強めていく思いが語り合われるシンポジウムとなった。

 

■「知らぬ間に殺戮に加担」 元海兵隊員・マルティネス氏

 

 シンポジウムでは、初めに米国から来日したベテランズ・フォー・ピースのベニー・マルティネス氏(元海兵隊員)が講演をおこなった。

 

 マルティネス氏は「この機会をいただいてみなさんに謝罪したいことがある。私たちの政府はこのような謝罪をするに至っていないが、私たちはこれまでみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げる。最近、米軍人に殺された沖縄の方の死に対しても私たちは深くお詫び申し上げたいと思う。私は海兵隊員の一員だった。この非常に罪深い行為、そしてそれに対して感じる私たちの恥じる気持ちは、この日本全国、沖縄を含めて旅をしながら感じたことだ。そしてそれを私は国やコミュニティに持ち帰る。すべての犠牲になった方々のために、必ず犠牲者の皆さんが正義を得るように努力していく」と訴え、参加者全員で犠牲者への黙祷を捧げた。

 

ベニ-・マルティネス氏

 マルティネス氏は現在、43歳。メキシコ系の先住民族であり、海兵隊員としてアフガニスタンにも派遣されたという。同氏は「今回の旅を通じて日本各地でみなさんが一生懸命に平和のために頑張っておられる姿を見てきた。埼玉、東京、南は与那国島まで行ったが、どこに行っても軍事化が非常に進んでおり、武器産業も盛んになっていた。各地で自衛隊や米軍が地域の方々にどれほど迷惑をかけているかなど、さまざまな問題を抱えていることを多く学ぶことができた。憲法九条を大事にしようという動きも各地で盛んにおこなわれていて、その中心になっているのが女性たちだった。この旅の最後に、八重山諸島を訪れることができたのが、この旅のなかでもっとも大事なポイントだったかもしれない」として、以下のようにのべた。

 

 私はアフガニスタンにも派遣されたが、それ以前にある場所に行かされたのが、自分の軍隊での経験のなかでもっともひどいものだった。私が乗っていたのは、ボノム・リシャールという艦船だったが、この船の中の経験が大変なものだった。私は知らない間に、その船に乗りながら戦争犯罪に加担させられていたということを後で知ることになる。

 

 乗っている間、あるいは現役時代は全然知らなかったのだが、何年か経ってニュースを聞いて初めて自分が乗っていた船が何にかかわっていたのかということを知った。湾にエレベーターがあり、そのエレベーターにミサイルが積まれて船まで運ばれる。その作業は自分とは関係ないところでおこなわれていた。私はどちらかというと事務方の仕事ばかりしていたため、煙草を吸いにデッキに上がった人たちから、そのエレベーターが何度も上がったり下がったりしているということを噂で聞いた。

 

 あるとき突然、その煙草を吸う人たちがデッキに上がることを禁じられた。どうしてなのかと様々な憶測が飛んだが、毎晩、その艦船から戦闘機が飛び立っていく。みなさんは戦闘機の音を知っていると思うが、ものすごい爆音だ。

 

 そのときは毎晩どこに行くのかなと考えていたのだが、結局数年後にニュースでわかったことは、イエメンを攻撃していたということだった。2009~2010年にかけて私たちはボノム・リシャールに乗り、120日間どこかわからない洋上をぐるぐる回っていた。この120日というのは当時、海軍の歴史のなかで一番長い洋上滞在記録をつくった日数だ。その120日間がどうやって始まったのかというと、トレーニングに行くといわれたのだ。ところがその期間中、一切のコミュニケーションの方法が遮断された。電話もかけられないし、Eメールも送ることはできない。家族と一切交渉ができなくなった。

 

 なぜこのような話をここでするのかというと、私はこうやって船に乗って出かけて行って、自分の船がどんな攻撃をしているのかということをまったく知らないまま帰ってきたのだ。さて、自衛隊が集団的自衛権の行使でアメリカと一緒にイラン方面に出かけて行き、そして船にずっと乗ったままぐるぐると回っていたとする。戦闘機が飛んでいく音がするかもしれないが、何をやっているのかわからない。そして、私のように知らない間によその国を攻撃することに加担させられているかもしれない。そんな可能性を考えていただきたくてこの話をした。

 

 今年、イランの南部で120人余りの小学生がアメリカのミサイル攻撃で亡くなった事件を覚えているだろうか。例えば、自衛隊が集団的自衛権の行使でこのようにイラン方面に出て行って知らない間にそのような攻撃に加担させられてしまうことはありえるのだ。

 

 イラン攻撃に行った米兵たちも何がおこなわれているのか、何も知らないまま悪事に加担させられている。そのような非常に深い傷を負ってしまった退役兵士の心を癒やす薬はない。あの船の乗組員たちが知らない間にイランの子どもたちを120人余りも殺してしまったことに加担したという、その苦しみ、悲しみを自分も慮ることができる。

 

日米統合実働演習「キーンソード」をめぐって

 

 明日から始まる「キーンソード」共同訓練について言及したい。私はフィリピンでおこなわれた「バリカタン」という共同訓練に参加した。フィリピン軍のみならず、オーストラリアやニュージーランド、カナダなども参加する。みなさんとシェアしたいのは、こういう訓練が起きたあとでなにが残されるのかということだ。

 

 こういう形で外国に軍が押し寄せて訓練するときに、その土地の人たちのためにいろんなサービスをする。たとえばフィリピンには島がたくさんあるが、僻地の小さな島には医療施設もない。そんなところに米海軍の医者や歯医者が行って現地の人たちに医療サービスをする。自分は事務方の仕事をしていたので、200人以上の現地の人たちに医療サービスをした医者にあげるための賞状の文を書く仕事もした。その期間中は手術を受けることもできる。しかし訓練が終わると医者も帰るため、術後の薬やフォローなどは何もない。似たようなことは、自分が派遣されたアフガニスタンでもあった。

 

 訓練がおこなわれた場所などでは、軍隊は素晴らしいというプロパガンダがおこなわれる。キーンソードは米軍とその他の連合軍が押し寄せて訓練をし、沖縄を含む日本全体の安全保障のために頑張っている、という図式だ。そのプロパガンダでは、中国という国が悪者として描かれる。「中国が敵だから、どうしてもこのような訓練をしなければいけないのだ。そしてそのためには住民のみなさんの協力が必要なのだ」というようなものだ。自衛隊側の人たちが耳にするプロパガンダといえば、彼らの努力によって土地が守られ、次世代の安全保障も整うというものだ。

 

 ところが、八重山諸島や沖縄の人たちには、綺麗事のプロパガンダさえも聞こえてこない。危険極まりないものがどんどん島に搬入され、島々が切り崩され、基地がつくられていくという現実に直面している。山々が崩されて真っ平らにされ、そこに軍事施設が建設され、さまざまな訓練が朝から晩までくり広げられる。そういう現実が直に襲ってくる。それを聞くと本土の人は喜ぶのだろうか。沖縄に軍事力が集中すればするほど本土の方は楽になるから、という図式なのだろうか。

 

 最後に自分の経験からみなさんに一ついわせてほしい。どこかに行くたびにご自身の考えや今の問題について話してください。そして理解者を増やしてください。一回につき一人でいいのだ。しかしその力はどんどん波及していくと思う。

 

■「違法な命令に従わない」 元海自隊員の形川氏

 

 次に元海上自衛隊でアフリカ派遣も経験した形川健一氏が発言をおこなった。形川氏は15年間自衛官として務め、幹部候補生になり指揮官も経験したという。その経験から「ほとんどの自衛官に共通していえることは、くそがつくほど真面目ということだ。私がそうだった。右向け右といわれれば右を向く。号令に従わないと統制がとれない。それが軍隊だ。みな上官のいうことに従順に従う訓練を受ける。いってしまえば洗脳だ。その洗脳に慣らされて定年まで勤めてしまうというのが、駐屯地のなかで真面目に勤務している99%以上の自衛官だ」と話した。

 

 そして、現在VFPが「アバウト・フェイス」という、9・11以降に若手グループと一緒に始めたキャンペーンについて触れた。現役の米兵・州兵に対し「違法な命令には従うな!」と呼びかけるものだ。現在おこなわれている戦争に限らず、歴代の大統領がおこなってきたアメリカの戦争は、国連の安全保障理事会の承認も得ず、米国議会の承認も得ずにおこなっているものであり、国際法にも米国憲法にも違反している。VFPは退役軍人の平和団体だが、最近、現役の兵隊たちが仲間になりたいと入ってきているという。

 

 形川氏は「ベンニャ(マルティネス氏)はメキシコ系だ。メキシコ系というだけで米軍のなかでいじめられていたそうだ。同じアメリカ人であっても、だ。その米軍が中国人と区別がつかない日本の自衛官に対してどう思っているだろうか。駒の一種であり、ただの使いっ走りくらいにしか思っていない。だから私は現役の自衛官にも“上官の命令がおかしいと思ったら今すぐやめて塀のこっち側に来ていいんだよ”ということをアピールしたい」とのべた。

 

■日本が巻き込まれる危険 レイチェル・クラーク氏

 

 VFP会員で通訳のレイチェル・クラーク氏は、「戦争の歯車を回し続けなければならない」アメリカの現状について解説し、「この歯車に日本が巻き込まれている」として、次のように訴えた。

 

 私は名前もカタカナだが、日本で生まれ両親も日本人。しかし、あるときから米国に帰化し、米国市民となっている。私の愛する日本がアメリカに侵食されていくのがとても悲しく、このようなスピーキングツアーを2016年からやっている。

 

 冷戦時代、世界中にはアメリカの基地が、40カ国に1600もあったという。今はだいたい800くらいだ。ところがこの800の基地が80カ国にある。つまり米国の戦略の影響を受ける国々が倍になっているということだ。それだけではなく、アイルランドのように中立国だといっている国でも、自国の民間施設を米軍に使わせている国々もある。アイルランドにはシャノン空港というのがあり、西アジア(中東)とアメリカの間を行き来する米軍機は必ずといっていいほど、このアイルランドのシャノン空港を使う。つまり米国は、世界の覇権を握ってしまった国だ。

 

 ところが、この米国の覇権を頑なに拒み、独立性を維持する国が三つある。それがロシア、イラン、中国だ。これらの3つの国に共通しているのは、外国から翻弄された経験があり、国土が非常に広く、地形も複雑で豊かな資源がある。そして教育程度が高く、優秀な人材をたくさん抱えている。ロシアもイランも中国も、明日鎖国してもそんなに困らない。

 

 これら3カ国は強すぎるので、アメリカは面と向かって戦いは挑まない。昔から同じやり方なのだが、これらの国の周りにある小さな国々に傀儡(かいらい)政権を置く。その次に憲法が変えられ、米軍基地が置かれる。そして、それぞれの国の軍隊と一緒に米軍が訓練を始める。そのときに盛んに使われる言葉が「相互運用性」というものだ。言葉も文化も違う軍人同士が同じ武器を一緒に使えることが大事だというのが謳い文句なのだが、裏を返せば「アメリカ製の武器を買え」ということだ。

 

 つまり、同盟国ができるということは、お得意さんができるということ。そして、ロシアやイラン、中国に向けてミサイルが配備される。お決まりのストーリーなのだが、これが一番成功しているのが日本だ。あまりにも成功しすぎたから他でも進めてきてしまった。

 

 歴史を見てみると、ベトナム戦争のころからアメリカは停滞気味になった。最新式の武器を持って戦ったのに、鍬とゴム草履の農民たちに敗れてしまったからだ。そのあとショックドクトリンと称して何が起きたかというと、2001年の9・11(同時多発テロ)だ。

 

 この9・11後、私たち米国市民は二つの大きな間違いをおかした。その一つが、盗聴を政府に許してしまったこと。電話の会話、Eメールの内容、SNSに何を投稿しているのかまで、政府が勝手に明けて見られるようになった。もう一つは政治献金の上限を撤廃したことだ。私たちが選挙で選んだ政治家たちが、金を持つ人や企業から金をもらい、そちらになびいていく。そのようなことがまかり通ってしまい、今のアメリカはファシズムの国になってしまった。

 

 アメリカが軍事費の多い国というのはご存じかと思うが、アメリカには自由裁量予算と特別予算がある。自由裁量予算というのが各省庁に割り当てる予算なのだが、その半分以上を軍部(ペンタゴン)が持って行く。その金額たるや9210億㌦。軍事費世界2位の中国から8位の日本まですべての国の軍事費を足してもまだアメリカの方が多い。

 

 それなのにトランプはまだ足りないといって、来年度の軍事費を1・5兆㌦も欲しいといっている。息子のエリック・トランプが去年11月に迎撃用ドローンの会社をつくったが、勝手に予算を増やし、そのもうけは自分の家族が持って行くというわかりやすい構図だ。

 

 アメリカは1776年に独立してから現在に至るまで、8割以上もの期間ずっと戦争をやってきた国だ。戦争ありきで経済が回ってきてしまっているため、戦争がなくなると困るのだ。戦争の歯車=経済の歯車になってしまっている。これを回し続けるため、常に敵を必要とする経済構造になっている。

 

敵作り戦争続けてきた歴史

 

 どのように敵をつくってきたのか歴史を遡ってみる。第二次世界大戦は、日本・ドイツ・イタリアというファシズムに対する戦争だった。大戦後、敵がいなくなり、新たな敵をつくろうと共産主義を敵にした。その共産主義とたたかうためにどんな手を使ったかというと、かつての敵だったファシストたちに資金を提供してトレーニングもほどこして反共産主義勢力として育てた。日本でも似たようなことがなかったか。巣鴨プリズンから4人のA級戦犯が釈放されたが、あの四人を釈放したのはGHQではなくホワイトハウスだということもその証拠だ。

 

 1991年にソ連が崩壊したことでまた敵がいなくなった。今度こそ平和がくると思いきや、次はテロとのたたかいが始まった。あのテロはどのようにアメリカが育てたのか。1980年代にアメリカが何をやったかというと、アフガニスタンだ。アフガニスタンは、北にロシア、東に中国、西にイランがある。このアフガニスタンの貧しい子どもたちを集めて、いろんな教科書を渡した。ネブラスカ大学オマハ校の教育学部がアラビア語でつくった教科書で、小学生の算数の教科書は、「機関銃3丁と機関銃2丁を合わせると機関銃は何丁になりますか?」というようなものだ。そういう類いの教科書で育てられた子どもたちは今頃、いっぱしのテロリストだ。

 

 そして9・11のときに米国政府は、なぜテロの標的になったのかなどの反省をまったくしないまま、新しい敵ができたと喜び勇んで軍事費を上げ、テロとのたたかいが始まった。

 

 それと同時に普及したのがインターネットだ。SNSの影響が拡大し、それと反比例して主要メディアである大手新聞社や大手テレビ局のニュース番組の購読者数、視聴率が下がり始めた。アメリカのノースウエスタン大学によると、2005年と2024年の間に新聞業界で働いている人の数が7割も減少している。支局もなく、本局に数人残っただけというような新聞社が全米に溢れている。そして2020年のパンデミック以降の3年間に全米で2700人もジャーナリストが解雇されている。2700人も調査する力がある人、ものを書く力がある人が職を失った。今生き残っているメディアの人たちはどう生き残りをかけて頑張っているのかというと、妥協の隙間だ。その妥協の隙間で食いつないでいる。

 

 どんな妥協かというと、メディアも政府と一緒に戦争の歯車を回すようになってしまった。だから、仮想敵国は悪玉であり、アメリカは正義の味方という一方的な記事ばかりが米国メディアから出てくる。

 

 この米国の主要メディアが流した記事を日本語に訳して流しているのが共同ニュースだ。だから共同ニュースから記事を受けて国際ニュースとして流している日本のメディアの報道は、アメリカとNATO各国のプロパガンダしか入ってきていないという現実をみなさんに知ってほしい。私が毎年日本に来て悲しくなるのは、右翼も左翼も国際情勢の理解がまったく同じということだ。

 

ウクライナも欧米代理戦争

 

 現在のウクライナ戦争についてもみなさんの受けとっているニュースは、ロシアが力ずくでクリミア半島を奪いとった、というものだと思う。そうではなく、クリミア半島の人々は2014年に住民投票をやり、9割以上の人たちがロシアに入りたいといったのだ。それをロシアが受け入れたのが今の結果だ。これを報道しなかった欧米メディアは非常に罪深い。ウクライナ戦争に関して、欧米できちんと歴史的な流れを押さえている人たちは、ウクライナ戦争と呼ばず、「ウクライナ代理戦争」という。つまりウクライナが欧米に代理の駒として使われている戦争だ。ウクライナ戦争はアメリカが武器を供与するのをやめたら明日にでもやめられる戦争なのだ。しかし、ウクライナもゼレンスキー大統領が「どうぞ実験場に使って下さい」といっているものだから、欧米の武器屋があそこで新しい武器を実験する。「ウクライナで使われた」という実績があると武器見本市で高く売れるのだ。

 

 2014年、ロシアとウクライナでおこなわれたミンスク合意は、国連の安保理に承認された立派な合意だ。ウクライナはドニエプル川を境に、東側はロシア語を話し、ロシア正教を信じる人たちがたくさん住んでいた。その人々に対し、キエフ政府が国際法違反の白リン弾まで使って大砲で攻撃していたのだ。2022年のロシア侵攻といっているが、ロシアが攻撃に出るまでの八年間で1万4000人の東ウクライナの人々が自国の政府に殺されているのだ。このようなみなさんが知らされていないようなことが国際的な舞台で起きていたのだということは知っておいてほしい。

 

 みなさん、自衛隊のウェブサイトを覗いてほしい。プレスリリースというタグをクリックすると大量の共同訓練のリストが出てくるはずだ。中国の周辺でハエがぶんぶん飛ぶように共同訓練をやっている。これだけ中国の周りで訓練をしているのに、この部分は報道されず、中国が対抗したときから報道が始まる。そうするといかにも中国が悪というストーリーができあがる。それ以前にどれだけ威嚇をしているのか、どれだけ煽動をしているのかをみなさんご自身がウェブサイトを見て調べてほしい。

 

 そして戦争経済の歯車の一つが日本を含む東アジアだ。世界中にある800の米軍施設のうち、120の基地・施設が日本に集中している。自衛隊の駐屯地や基地と合わせると日本は約350もの軍事施設で埋まっている国だ。日本の国土を1・1倍にするとカリフォルニア州の広さになるのだが、カリフォルニア州にある基地は32。これでもまだ米国に守られていると思うだろうか。盾に使われているのではないか。

 

 現在日本は、イランに対して三沢基地から米軍機が飛び、横須賀から艦船が向かいトマホークまで撃ち込んでしまっている。佐世保からは米軍艦船が岩国からのジェット機を乗せて行っている。沖縄の海兵隊も行っている。イランを囲む湾岸諸国は、国内に置いていた米軍基地から攻撃があったということでイランから攻撃をされている。つまりこの健軍基地にミサイルをいつ撃ち込まれてもまったく不思議はないのだ。なぜなら日本は米軍のイラン攻撃に加担してしまっているから。ここがみなさんに一番緊張感を持っていただきたいところだ。

関連する記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。なお、コメントは承認制です。

▲