
イランの英字紙『テヘラン・タイムズ』(日刊)は9日付の第1面全面を、アメリカの爆撃で殺害された女子児童100人の顔写真で埋めた【上写真】。「トランプ、犠牲者たちの目を見よ」という見出しと、その下に「100人以上のイランの子どもが死んだ。米国大統領は今なおミナブの小学校への爆撃を否定している」というサブタイトルを付けている。
アメリカ・イスラエルがイラン爆撃の最初の日(2月28日)に、イラン南部の町ミナブの女子小学校「シャジャル・エ・タイエベ学校」を爆撃し、168人の少女の命を奪うなど合わせて175人を殺害した。攻撃直後から、トマホークと推定される物体が落下する様子を収めた映像が公開された。しかし、アメリカは一貫して関与を否定するばかりか、「イランのプロパガンダ」「革命防衛隊の誤爆」といって責任をイランになすりつけてきた。その一方で、数回もテヘランの小学校への意図的な爆撃をくり返してきたのである。
この子たちの汚れのない瞳は、善悪を瞬時に見抜く力を宿していた。その未来を無残に断ち切る蛮行を、ガザでの子どもたちを意図的に狙った虐殺と重ねて非難する国際的な世論が高まるなかで、最近ようやくアメリカを含めた西側メディアも、この攻撃がまぎれもなくアメリカの巡航ミサイル「トマホーク」による計画的なものであった(「誤爆」報道も含めて)と報じるまでになった。
しかし、トランプ大統領はこの局面にうろたえながらも「イランの仕業だ」といい張り、とり乱した姿をとり繕えずにいる。

米国とイスラエルの攻撃を受けたイラン南部ミナブの女子小学校では女子児童や教員175人が死亡した。米軍が関与して意図的に狙った可能性が指摘されている(3日)




















