いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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沖縄戦の真実

発行:長周新聞社

A5判 86頁

価格:500円

1000人の沖縄県民に聞いた本当の声 1,ルポ・沖縄戦の真実/2,沖縄キャラバン一次行動座談会/3,長周新聞号外・沖縄戦はせずとも戦争は終わっていた/4,沖縄キャラバン二次行動座談会/5,ルポ・怒りの島は訴える/6,長周新聞新年座談会・なぜ320万人も殺されたか

 2005年2月1日発行。

 原爆展キャラバン隊として参加した劇団はぐるま座・富田浩史の2編のルポルタージュ「沖縄戦の真実」と「怒りの島は訴える」、沖縄キャラバン隊の第一次、第二次行動を報告する二つの座談会、長周新聞号外「沖縄戦はせずとも戦争は終わっていた」、長周新聞新年座談会「なぜ320万人も殺されたか(抜粋)」の6編で構成している。また、47枚の写真や米軍の沖縄侵略の地図を使い、沖縄戦の真実に迫っている。


 大多数の沖縄県民にとって、沖縄戦は過ぎ去った過去のことではない。戦後60年たつ今日、ふたたび近づく戦争を阻止するために、その真実はどうしても伝えなければならないという思いで、思い出すのもつらく苦しい沖縄戦の体験をあふれるように語った。それをもとに、これまでの沖縄戦をめぐる欺瞞に満ちた定説を覆し、第二次大戦の本質をあらためて描いた。

 約二カ月間をかけて沖縄県内各地で巡回展示した「原爆と峠三吉の詩」原爆展のなかで、沖縄県民から語られた戦中戦後の体験を多数収録している。